お月見しましたか?

2025/10/26

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皆さんは今年お月見をされましたか?担当1号の記憶によると(担当1号の記憶力は当てにならない)今年の中秋の名月は天気がイマイチで見られなかったような気がします。地域によっては中秋の名月を楽しめた方もいらっしゃるでしょう。子供の頃は実家でススキや団子を供えたりということがありました。母が作ってくれたお月見団子が懐かしいです。スーパーで月見団子を見ると毎年買おうかどうしようか悩みます。一人では食べきれないので結局諦めるんですけどね。。。来年こそは月見団子を供えたいと思います。今月は十五夜企画のチラシをご紹介します。

「十五夜/中秋の名月」が必ずしも満月ではないということをご存知ですか?担当1号は数年前に知りました。「え!満月じゃないの!?」というほど驚きました・・・。そんなことも知らずに「風流だな~」とか言いながら月を見ていました、反省。そもそも「十五夜」にはどのような意味があるのか、古くからの風習ということくらいしか知らず、これを機会に調べました。平安時代から始まった風習らしいです。平安貴族が優雅に月を愛でている様子が想像できます。百人一首にも「月」が登場する歌がいくつかありますしね。現代でも月を眺める日ではありますが、秋の収穫を喜び感謝する日にもなっているそうです。意味が少しずつ変化しても現代に残っていることは素敵だな~と思います。ここからは本題のチラシについてです。当然月見団子が載っているのですが、全国のチラシを見ていて気がつきました、月見団子の形が違うことに・・・。担当1号が知っている月見団子は、丸いものを3段ほどに積み上げた形ですが、丸くないものや餡で包まれたもの、更に色がついているものまであります。

例えばコチラ↓↓

■スーパーマツモト

チラシ紙面左下に月見団子が載っていますが、丸くもなければ俵型でもない。。。

■京都生協

チラシ紙面下段の真ん中辺り、この団子も丸くなく餡で包まれている。。。

■サンエー

チラシ紙面右端の上段辺り、平たい団子に豆がついている。。。「ふちゃぎ」とは?

このように、丸くない団子も存在するようです。調べたところ、一見俵型の団子は「里芋」を表現しているそうです。(関西地方に見られる)十五夜の別名を「芋名月」というそうで、餡はきぬかつぎの皮や、月にかかった雲を表しているそうです。次にサンエーの「ふちゃぎ」ですが、沖縄で十五夜に欠かせないお供えものだそうです。甘味のある小豆がまぶされているのかと思いきや塩味の団子とのこと、意外です。小豆が子どもを表していて、沢山まぶすことで子孫繁栄や五穀豊穣を願う縁起物。地域によってこのように違いがあるのかと今回も勉強になった担当1号です。

次からは団子以外もあるよ、という十五夜チラシをご紹介します。

■イズミ(2024年)

■コープみらい(2024年)

■コモディイイダ(2025年)

■ヤオコー(2025年)

■ヤマザワ(2025年)

月見というと目玉焼きの乗ったハンバーグやハンバーガーが多いですね。目玉焼きの黄身が満月を想像させますし、白身の部分は雲でしょうか。テレビでも月見バーガー特集をやっていました。毎年この時期を楽しみにしている人がきっと多いのだろうな~と。あと、けんちん汁もちらほら掲載がありました。秋の収穫を感謝する日ということで、秋野菜などをふんだんに使ったあたたかいけんちん汁を食べる地域もあるそうです。

今月は十五夜のチラシをご紹介しましたが、毎年決まった日付ではないので「気がついたころには終わっていた」ということも多いような気がします・・・。昔は月明かりが生活にとても大切な役割を果たしたでしょうし、きっと月を見上げることも現代人より遥かに多かったのではないかと思います。現代では月明りに頼るということはありませんが、月にまつわる昔話もありますし身近な存在であることに変わりありません。忙しい現代人も月を見上げてほっとする瞬間があっても良いですよね。十五夜は過ぎましたが、これからは月が綺麗に見える季節になりますので、ぜひ月夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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